2014年3月29日土曜日

Black1の塗装テンプレート
















【Painting Template】
https://drive.google.com/folderview?id=0B1DIfRKTVReXbzdEenFmUG1BNTg&usp=sharing

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今回の作業は完全に個人で楽しむ事(工作自体)を
目的としてますが、同様のギター改造やジャンク再生、その他
何らかの参考なるのであればそれは幸いな事だな
と思いながら動画や当ブログにまとめてみた次第です。

しかし本来こういったアーティストモデルの著作ってどうなってるんですかね?

小さい工房レベルでオーダーを受け「○○風」と作って問題になったって話も
聞きませんが、仮に今回のブラックワンモデルを生産し安価に売り出したりしたら
フェンダー、或はジョン・メイヤー側から何かしら突っ込まれるのかな?とか。

まぁこれを商売にしようと画策してるってんじゃ無いんですが(笑)

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自分は田舎暮らしなので作業場など、ある程度融通が利くからこそ
作れたに過ぎないのであって、意欲や才能が有りながらも
それが出来ない人って絶対居ると思うのですよ。

それって『作りたいと思う人間』にとっても、出来上がったギター(の情報)を
『欲しいと思う人間』にとってもすごく不幸な事だと思うのです。

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という事で、工程中一つの制約になってるかも知れない
塗装テンプレを公開してみようかなと・・・。

これで商売されたりなんかすると『ウゲ~』と思うに違いないけど
それより、この一点をクリアしさえすればトンデモない才能を発揮する人
『俺だったらこうするんだけどね!』なんてのを自分自身見たいので・・・

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A4で一発プリントすれば良いようにサイズ調整してあります。
不具合あったらお知らせ下さい。

出来る限り対応する・・・かも知れません。

2014年3月22日土曜日

Fiebing's leather dye

今回は使用した染料『Fiebing's leather dye』についての話です。





















レザークラフトをやった事がある人なら
まず知らない人は居ないと思われる位のド定番商品です。

以前趣味としてレザークラフトをやっていて
ちょうど余ってた分があったので、これをうまい事
レリック加工に利用出来ないかという事で使ってみました。

結果的にピックガードに関しては思った以上に仕上がった事もあって
『革染料使ってレリック加工するのって俺が初めてかも知れない』なんて
一人ほくそ笑んでたのですが・・・当然そんな事が有る筈も無く(笑)

検索してみると『革用のオイルダイってのが使えるらしいよ』的
記述は結構見つかりました。

で、このフィービング社製のレザーダイ。指板の染色に関しては
単なる流用レベルと思えないほど使用されている様子なのです。

※勿論専用品は存在するようです

画像のレスポールは染めたモノらしいのですが
レスカスだったらやっぱエボニーっぽい右側選びますよね。





















ストラトの場合にも黒く酸化したローズ指板を
好む人が居たりするので、そんな時には使えそう・・・

そんな事を思った次第です。


悪用は嫌ズラ
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今回の主な使用例です。

ネックのレリック加工
http://kddssr.blogspot.jp/2014/03/blog-post_9006.html
ピックガードのレリック加工
http://kddssr.blogspot.jp/2014/03/blog-post_7731.html
ヘッド塗装
http://kddssr.blogspot.jp/2014/03/blog-post_7779.html
ボディ着色
http://kddssr.blogspot.jp/2014/03/blog-post_4110.html

2014年3月12日水曜日

完成後記

















セットアップ後の重量は3.4kg
出音については動画でご紹介した通りサスティン良好です。
弾けるだけで良かったのに、思った以上のギターに仕上がりました。

※あとは色々と思い出し次第ブログに追記する事にします。

これにていったん終了です。

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弾くギターは一本あれば十分。当初の目的は果たしましたが
実はもう一つ作りたいなんて思い始めたモデルが見つかって
『メイプル指板のストラト欲しいなぁ』・・・なんて(笑)

2014年3月11日火曜日

完成・Black1(偽)






























































































































































































































ちょっとした達成感。

セットアップ

ペグを取り付け

















スプリングハンガーの穴をあけ

















トレモロを取り付けます。(錆の具合も良い感じです)

















スプリングを掛け替えたりしながら弦アース落とします。

木ネジに取り替えてます。

















一度ネックを取り付け、1弦と6弦に糸を張って

















ピックアップがズレてないか確認してテープで仮止め

















下穴をあけ、ピックガードをネジ止めします。

※鍔出し22F、ネジ止め作業の為いったん取り外してます。

















再びネックを取り付け































弦を張って

















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ギター弦 ¥498

残金 ¥-3  (あぅ・・・

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(アホアホチューナーで)チューニング

















完成です。

打痕や傷を再現

ボディの細かい傷を再現、使うのはいつもの三兄弟。

これじゃなくても全然良いです。
本家もドライバーとかでやってると思いますよ。

















写真を見ながら適当に傷入れていきます。

ピッキングで剥れてる(設定の)部分はノッペリ感があるので
あとで良い感じに処理する事にします。

















ピックガードとトレモロ載せてるのは傷の位置を割り出すためです。























































































塗装面には軽くコンパウンド(油膜クリーナー)掛けました。

ボディ着色

ボディの無塗装部分を着色します。

使うのはやはりレザーダイのコードバンなんですが
実際(のトリビュートモデル)より濃い目の色調で仕上げるつもりでした。

※塗った直後なので一層濃い感じです。





































































































最後のマスキングを剥し

















さらに加工は続きます。

マスキング剥がし















・・・。




先に作業風景紹介しましたが、こんな感じで

















剥していきます。

















普通は塗料が生乾きの状態で剥すのですが

















今回は下塗り、色層、が乾いた上にトップコート(ニス塗り)し
更にはそのまま、ピッキング跡のテンプレートを張り付ける
必要があったので3層とも乾いている状態です。

















なので一気に剥したりすると、塗装がはじけ飛んで
余計に剥れたりするので、場合によっては境目を
ナイフで切りながら剥すといった作業が必要になります。

あとは動画でも紹介した通り、塗料の端は














表面張力でエッジが立ってるので



























軽くペーパー掛け、あとでコンパウンド処理します。

















例の部分も良い感じに仕上がりました。

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画像二枚目、三枚目のボディサイドの塗装は
ネットで発見した画像を元に完全にフリーハンドで処理しました。

元のジャックの位置も隠すために塗装を残してますが
本来なら一番最初に剥げ落ちそうな場所ですよね。(笑)